これからますますと寒さが厳しくなりますが、寝るときに皆さんは暖房はどうしていますか?
つけっぱなし?タイマー?どちらが節約になるのでしょうか。
今回は、就寝中の暖房、消すべきかつけておくべきかをメリット、デメリットも考えながら見ていこうおと思います。
就寝時暖房はどうするべき?
暖房をつけっぱなし
就寝中に暖房をつけっぱなしの場合のメリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
メリット
暖房をつけたままにして寝るメリット
- 体を冷えから守ることができる
- 睡眠の質を保てる
体を冷えから守ることができる
寝ている間に体が冷えてしまうと、体調不良の原因となってしまいます。
体調不良の原因
- 体温が下がる
- 血液の流れが悪くなる
体温の低下や血流の悪化は免疫力の低下につながります。
免疫力が低下すると、風邪を引く、体調を崩す原因ともなります。
体の冷えにより肩こりや腰痛を引き起こしてしまうケースも。
まさに「冷えは万病のもと」といえますね。
睡眠の質を保てる
睡眠に最適な温度は16度~19度くらいと言われています。
就寝中、室内が10度以下になってしまうと足の末梢血管が収縮し、睡眠が妨げられる場合があります。
睡眠に最適な温度を保つために暖房をつけっぱなしにしておくと、睡眠中に寒くなって起きてしまったという事も減るかもしれません。
デメリット
暖房をつけっぱなしにした場合のデメリット
- 乾燥
- 乾燥によりウイルスが繁殖しやすい状態に
大きな敵は「乾燥」
冬はもともと空気が乾燥していますよね。
就寝中に暖房をつけっぱなしにしていると、部屋の空気がさらに乾燥してしまいます。
空気が乾燥するとウイルスが繁殖しやすい状態になり、風邪を引いてしまう原因となってしまうかもしれません。
加湿器を使おう
乾燥対策として、加湿器を使うということがあげられます。
起床時に空気の乾燥を感じることを軽減できるでしょう。
加湿器を使う際の注意点はカビです。
加湿器はカビが生えやすいため、こまめにお手入れをする必要があります。
暖房器具をつけっぱなしにする場合の注意点
ストーブ
暖房器具での火事の原因は「ストーブ」が多いようです。
ストーブにも種類はありますが、最近では電気ストーブがストーブ火災の8割を占めています。
エアコンは電化製品なので、火事を引き起こす可能性はゼロとは言えませんが、ストーブと比べると低いといえます。
電気毛布や湯たんぽ
電気毛布や湯たんぽは、低温やけどに注意する必要があります。
電気毛布の場合は、温度設定に注意。
湯たんぽの場合は直接体に当たらない部分に置いて使いましょう。
気になる電気代
暖房を長時間つけていると電気代が相当かかるのでは?という疑問が出てくるのではないでしょうか。
DAIKINの公式サイトでは「30分間隔でこまめに入り切り」「つけっぱなし」
を比較した場合について実証実験を行っています。その結果、
- すべての時間帯で、30分間隔で「こまめに入り切り」するよりも「つけっぱなし」にした方が消費電力は小さくなった。
- 長時間の外出や就寝時は「つけっぱなし」よりも「こまめに入り切り」がお得。1日(24時間)で比較しても「こまめに入り切り」の方が消費電力は小さいが、わずかな電気代の差で一日中温かい部屋で快適に過ごせることも。
このような結果が出ています。
エアコンは、運転を開始した直後の気温差(室内温度と設定温度)が大きいときに電力を消費します。
つけっぱなしの場合は、室内温度の変動も少なく少ない電力でエアコンを運転できる状態です。
こまめに入り切りする場合は、運転停止のつどに室内温度が下がってしまいますよね。
冷え切った温度から設定温度に上げるときに電力がかなり消費されますので、逆に電気代がかかってしまうという仕組みです。
家にいる時間が長い場合は、つけっぱなしの方が電気代を節約かつエコといえますね。
まとめ
寝るときに暖房をつけっぱなしにした場合のメリット・デメリット、そして電気代についてお話してきました。
真夜中は外気の気温も相当下がり、朝起きてから暖房をつけると、室内と設定温度の差が激しく電力を相当使ってしまう可能性があります。
家に長時間いる場合や、就寝中は暖房をつけっぱなしにしている方が電気代の節約にもなりお財布にも優しいと言えるでしょう。