貯金しようと意気込んだものの、なかなかお金が貯まらなかったという経験はありませんか?
出費は予期せぬ時に起こります。本記事では一人暮らしの方、家族の方でもしっかりと貯金ができる「貯金のコツ」を解説していきます。ぜひ参考にしてみて下さいね。
貯金を成功させたい
お金を貯める4つのコツ
貯金をこれからはじめたい、うまく貯金ができないという人も多いと思います。お金を貯めるにはいくつかのコツがあります。
4つのコツ
1.貯金目標を立てる
2.毎月の収入・支出を把握
3.固定費の見直し
4.貯金した金額は「さきどり」しておく
その他にも覚えておきたい事
- ローンがある場合は借り入れ条件を見直すと利息負担につながる場合も
- 副業で収入を増やす
- ふるさと納税、つみたてNISAなどの制度を利用
貯金目標を立てる
まずは「貯金の目標」をたてましょう。大きな目標である必要はありません。
「3月までに5万円貯まったらいつもよりは高めのランチにいく」
「半年で10万円貯まったら近場に旅行に行く」
このような小さな目標でもOKです。
目標を立てると、貯金の必要性や重要性を意識することができます。
「金額・目的・達成月(や日)」を具体的に設定する
「10万円くらい貯まったら何か特別な事をしようかな~」というハッキリしない目標ではいつまでたっても達成したいという意志が芽生えません。具体的な目標を設定することで、真剣に取り組む姿勢が生まれます。
毎月の収入・支出を把握
毎月の収入と支出を把握して、家計の収支を見直します。生活のコストを見直すことで、自分がお金をどのように使っているのかを客観的にみることができます。
生活のコストを書き出す
実際にひと月にかかっている生活のコストを書き出してみましょう。
- 収入(給料や副収入など)
- 食費(外食費も含む)
- 光熱費や通信費
- 住居費(住宅ローン、家賃など)
- 交通費
- 医療費や保険料
食費の中でも外食が多い場合は外食を控えるということができますし、仕事中のランチはお弁当を持っていく回数を増やすという事も考えることができるようになります。
収入の支出の把握することで「自分が何を買うのにいくら使っているのか」がわかるようになり、出費をコントロールできるようになります。
固定費の見直し
固定費とは、毎月必ず支払わなければならない費用のこと言います。
固定費には
- 家賃
- 通信費(スマホやインターネットなど)
- 保険料
などがあります。
保険料を見直す
保険料は代表的な固定費です。保険の契約内容を見直してプラン変更をすることで保険料が安くなる場合があります。特約などオプションで付けている場合は、本当に必要な特約であるかを見直しましょう。
通信費を見直す
スマホの料金プランを見直すことで、スマホにかかる費用を抑えることができる場合があります。自分がどのくらいのデータ、また通話時間を毎月使っているのかを確認して今の料金プランが自分に合ったものなのか確認しましょう。
この他にも、例えば運動ジムと契約しているけれど1か月に1度も行っていないという場合などは退会するのも固定費の削減と言えます。固定費は毎月支払う額が決まっているため、固定費を削減することができれば貯金にまわす金額が自然と増えることになります。
貯金した金額は「さきどり」しておく
「さきどり貯金」はお金をなるべく貯めたいという方にはおすすめの方法です。名前の通り、一定額を先に貯金するという方法です。
さきどり貯金の方法
銀行口座を
- 給与振り込み用
- 貯金用
この2つを用意します。
口座を用意した後は毎月どれくらい貯金をしたいのか、を決める必要があります。月収の1割ほどから始めて様子を見てみるのも良いかもしれません。給料が振り込まれたら、毎月決めた一定額を貯金用の口座に入金しましょう。給料振り込み後すぐに貯金することで確実に貯金をすることができます。
さきどり貯金には、自分で行う方法のほかに「積み立て貯金口座」や「財形貯金制度」があります。これらを利用すると、毎月決まった日に給与振込口座から自動的に貯蓄用口座にお金が振り込まれるようになります。うっかり貯金口座に入金することを忘れていた、というミスを防ぐことができます。
お金が貯まらない人のNG習慣
どうしてもお金が貯まらないという人は以下のような生活習慣がないかまずチェックしてみましょう。
- お金の出入りを意識しない
- 予算を立てずに買い物をする
- コンビニをよく利用する
- クレジットカードをよく使う
お金の出入りを意識しない
収入と支出のバランスについて意識していないという人は意外と多くいます。貯金を上手に進めていくためには「毎月自分がどれだけお金を使っているのか」を理解する事は非常に大事なことです。
予算を立てずに買い物をする
欲しいものを欲しいだけ買っていては貯金するお金は残りません。また、浪費癖がついてしまう原因にも。買い物に出向く際には、食材や被服など関係なくまずはリストを作りましょう。「今日はこれを買う」というリストを作ることで、衝動買いの回数も減ります。
コンビニをよく利用する
コンビニはどこにでもあり、24時間オープンしているところも多く大変便利です。ただ毎日コンビニを利用していると、1回の買い物金額は数百円でも1か月単位で見ると数千円使ってしまっている場合も。
毎日コンビニに出向く習慣は断ち切った方がベターです。
まとめ
毎月こつこつと計画的に貯金を進めていくためには、まず毎月の生活コストを知る必要があります。
- 貯金目標を立てる
- 毎月の収入・支出を把握
- 固定費の見直し
- 貯金した金額は「さきどり」しておく
上記のように、貯蓄の目標を立てる、さきどり貯金をする、自分の生活習慣を見直し衝動買いや浪費癖防ぐことで貯金を確実に行うことができるようになります。