1日1回は趣味や仕事でパソコンを使用するという方も多いと思います。最近ではお手頃な価格のノートパソコンもあり、デスクトップパソコンとノートパソコンの2つを所持しているというケースも多いのではないでしょうか。今回はノートパソコンの掃除方法についてやってはいけないことやポイントを交えて紹介していきます。
ノートパソコンを掃除しよう
ノートパソコン掃除テクニック
ノートパソコンは知らないうちにキーボードの間にほこりが溜まり、キーが打ちにくくなっている、画面の汚れにより光の入る角度によって画面見えづらいなどといった汚れによる使いにくさが出てくる時があります。そういった使いにくさが出てくる前に掃除をしましょう。
また、ホコリはパソコンの不具合の原因の1つになることもあります。
ホコリによって起こるトラブル
- 冷却性能の低下
- ショート
- 熱暴走
- 出火
パソコンは空気を吸い込んで本体を冷却しているため、ホコリはどうしても溜まってしまいます。上記のようなトラブルからパソコンを守るためには掃除は必須です。
ノートパソコン掃除で注意するポイント
パソコンはノート、デスクトップとタイプは違えど精密機器です。精密機器の取り扱いには注意が必要なように、掃除をする場合もポイントを抑えて掃除を進めていく必要があります。
電源は必ずOFF・コードもOFF
ノートパソコンの掃除をする場合、必ず主電源はオフにしておきます。充電ケーブルも外しておきましょう。電源を入れたまま掃除をしてしまうと、キーを押すことにもなり、トラブルの原因にもなります。
内部の掃除はプロにまかせる
パソコン内部の掃除はプロにまかせることが賢明です。精密機器内部は複雑で、知識のないまま掃除をしてしまうと故障の原因となってしまいます。電源を入れたまま内部の掃除を進めてしまうと発火の危険性もあります。お金はかかりますが、パソコン内部の掃除はプロにまかせましょう。
ディスプレイは拭き掃除の前にホコリをチェック
パソコンのディスプレイは何気に触っていることが多く、指紋や汚れが一番目立つ箇所ではないでしょうか。ディスプレイの掃除を始める前に、まずはホコリを取り除くことが大切です。
ホコリを取り除かずに掃除をしてしまうと?
ディスプレイにホコリがついたまま拭き掃除を進めてしまうと、ホコリをディスプレイに擦り付けることとなり結果的にディスプレイを傷つけてしまう可能性があります。
パソコン掃除専用の掃除道具を使う
パソコンの掃除をするときに、水やアルコール入りのウェットシートを使っていませんか?液体でパソコンの掃除をするのは避けましょう。液体は精密機器と相性が悪く、故障の原因となってしまいます。パソコンの掃除をする場合には、パソコン専用のお掃除シートやグッズを使うようにしましょう。
ふき取り掃除は優しく
パソコンのふき取り掃除をする場合は優しく拭くことをこころがけましょう。キーボードやディスプレイ部分は特に力を入れずに注意する必要があります。力を入れすぎてしまうと、パソコンを傷つけてしまいます。
ノートパソコンの掃除の仕方
ノートパソコンの掃除の際の気をつける点を見てきました。実際にノートパソコンを掃除する場合はどのように進めていけばよいのでしょうか。
パソコン掃除グッズの準備
ノートパソコンを掃除するときにはできればパソコン掃除専用グッズを用意しましょう。
- マスク(ホコリを吸い込まないため)
- スプレータイプのエアダスター
- 液晶画面用クロス
- ハンディーワイパー
- 無水エタノール(ひどい汚れがある場合のみ。必ず「無水」タイプを使用)
上記のグッズを利用して、掃除を進めていきます。
1.電源がOFFになっているかチェックする
まずはノートパソコンの電源がオフになっているかチェックします。
2.エアダスター、ハンディーワイパーを利用してホコリを除去する
エアダスターは非常に便利なスプレータイプを利用しましょう。空気を利用してキーボードの間にたまった汚れを吹き飛ばしてくれます。液晶画面も優しくハンディーワイパーで撫でるように拭きます。
3.液晶画面を拭く
液晶画面のホコリを優しく取り除いた後、液晶画面用のクロスを使って優しく拭いていきます。
4.キーボードの掃除
キーボードの間を綿棒でやさしくなぞり、汚れを落としていきます。汚れがひどい部分が目立つ場合は、無水エタノールを軽く綿棒につけてふき取りましょう。エタノールを使用する場合は必ず「無水」エタノールを選びましょう。
まとめ
ノートパソコンの掃除のポイント、掃除の手順について見てきました。毎日ノートパソコンを何かしらで使っている方は、定期的に掃除を行いたいものです。「パソコンのお掃除セット」をひとまとめにして、デスクに置いておくと、パソコンを付ける前にサッとお掃除することができますね。
パソコンは精密機器であるため、パソコンの内部の掃除はプロにまかせましょう。